久留米看護師連続保険金殺人事件！４人の黒い看護師たちの犯行とは？

１０月２１日水曜日の夜９時にある事件が報じられます。

その事件とは久留米看護師連続保険金殺人事件。

４人の黒い看護師によって行われた残虐な犯行とは？



事件の内容
事件が起きたのは１９９８年１月２４日。

犯人は４人の看護師で同じ看護師学校に通っていた、

吉田純子、堤美由紀、石井ヒト美、池上和子。

主犯格でリーダーの吉田純子は幼いころ貧しい家庭で

育っており、金に対する執着が人一倍強かったといいます。

十代のころから様々な方法で他人を操り、金を得ていました。

堤、石井、池上は吉田の巧みな詐欺によって金を取られ、

上手く利用されていたのです。

利用されるきっかけになったのは、吉田に相談事を

したことからでした。

吉田は存在しない「先生」という人物を作り出し、

先生が相談事を解決するためとして３人から金銭を

むしり取っていました。

更には、問題を解決させたとして恩を売りながら

何かある毎に「先生」の存在をチラつかせては、

逆らえないように洗脳していったのでした。



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吉田は贅沢な生活の維持と借金返済のために多額の

金を必要としていました。

大きな金額を手入れるには保険金を利用するしかない

と考えた吉田は３人を利用して１９９８年１月２３日に

最初の殺人を実行します。

吉田の目に止まったのはなんと池上の夫でした。

吉田は池上に夫が家族を殺害する計画をしていると

嘘を伝えます。

通常の精神ならこのようなことは信じませんが、

以前からトラブルを解決してもらっていた池上は

吉田の嘘を信じてしまい、自分の夫が家族を殺すと

思い込んだのです。

４人は池上の夫の食事に睡眠薬とカリウム製剤を混入させ

殺害しようとしましたが、池上の夫は死亡しませんでた。

口からでは殺せなかったと分かり、今度はカリウム製剤を

寝ている間に体内に注射して殺害する方法をとります。

１月２１日に計画を実行に移しますが、池上の夫が途中で

起きたため失敗。

１月２３日に再度実行し、池上は夫に酒と睡眠薬を飲ませ、

深い眠りに落ちた夫に４人でカリウム製剤と空気を注射して殺害。

池上の夫が死亡したとして保険金３４５０万円が支払われましたが、

そのほとんどは吉田の手に渡り、池上は自分の子供たちを施設に

預けて吉田の元で暮らすようになります。



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殺人で大金が手に入ることに味を占めた吉田は、

石井の夫を殺害のターゲットにしました。

池上を騙した方法と同じ手口で、石井に夫が

金銭的なトラブルを抱えていると吹き込み、

保険金で解決させるしかないという状況に

追い込んだのです。

犯行に及んだのは１９９９年３月２７日。

睡眠薬と酒で夫を眠らせた石井は、チューブを

使って胃に直接酒を流し込み、急性アルコール中毒を

引き起こすことが目的でしたが、石井の夫はなかなか

死亡しませんでした。

イラついた吉田は空気注射を指示しました。

容態が急変した石井の夫は救急車で運ばれましたが、

病院で死亡しました。

保険金は３３００万円でしたが、池上の時と同じく

ほとんどの額が吉田の手に渡ったのです。



事件の発覚
事件が発覚したのは２００１年8月。

４人の看護師の１人、石田が警察に自首したことからでした。

石田の自供したことで吉田を中心とする犯行内容が明るみに

なりましたが、実は堤の母親宅に侵入しインスリンを使用して

眠らせてから絞殺する計画まであったのです。

自供した内容をもとに警察が捜査を行い、吉田、堤、池上、石井の

４人は正式に逮捕されたのです。

吉田だけは殺人を行う以前にも同僚の看護師から５００万円を

騙し取ったことも発覚しました。

それ以外にも数々の人物から金を騙し取っていて、２人の殺害保険金

と合わせて２億円にものぼっていたといいます。

吉田純子をここまでさせたのはいったいなんだったのか？

詳しくは１０月２１日の夜９時に放送される、

「ニッポンお騒がせ人物伝2『悪女』が流した『涙』の真相SP」にて

語られます。



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