SSブログ

東亜国内航空機羽田空港胴体着陸事故で塚原機長がとったありえない行動! [事件]

10月19日に放送される『世にも不思議なランキング』で

1979年に羽田空港で起きた航空機事故について語られます。

事故についてのあらすじと、なぜ起きてしまったのか真相を

調べてみました!

そして乗客の中にはあの有名人もいたそうなんです!



航空機事故のあらすじ
1979年7月21日午前8時38分、東亜国内航空381便

南紀白浜行きYS-11機は羽田空港を飛び立ちました。

客席は満席状態で機長は国内最年少で機長になった塚原利夫(30)さん。

そしてなんと、その便には当時28歳の女優の由美かおるさんも

乗っていたそうです。

塚原機長が離陸後に車輪を格納しようとしたところ

左後輪の車輪格納ランプが消えるタイミングが少しだけ

遅いことに気付きました。

嫌な予感がした塚原機長でしたが、車輪に問題があるのか

ただ単にランプの故障なのか確かめる方法が無かったので

前代未聞の方法を試みます。それは‥‥‥。

近くを飛んでいる飛行機に平行飛行させて車輪の状態を確認してもらう

ということでした!

管制塔に連絡し、近くの飛行機と連携して左後輪を

確認したのです。

結果は、左後輪が下りていないという最悪の状況でした。



スポンサードリンク






塚原機長は8時53分に羽田管制塔に引き返すと連絡をします。

管制塔は房総半島沖で待機するように指示を出し、その間に

乗客へ現状を説明すべく塚原機長はマイクを持ちます。

ところが、乗客の不安を和らげたい機長の気持ちとは逆に

年齢があまりに若いパイロットの姿に乗客の間では一気に

不安が広がってしまいました。

なんとか乗客の不安を取り除こうとする塚原機長は、

通路を歩きながら乗客の目を見て質問に答えました。

そこで女優の由美かおるさんの存在に気付いた機長は、

彼女に声をかけましたが、「大丈夫です」と明るく

答えたのでした。

その後も、乗客の質問に答えていた塚原機長でしたが、

乗客たちの強い不安を消すことはできずに、副操縦士が

待つ操縦席に戻るしかありませんでした。

タイヤが出ない状況での着陸という危険な操作をする前に

乗客全員の信頼を得たいと思った塚原機長は、

操縦席に乗客を招いて自分たちの操縦 しているところを見てもらう

というまたまた前代未聞の提案をしたのです!

1979年当時は、緊急時にはすべての判断を機長に

ゆだねるという決まりがあったためそのようなことが

可能でした。

その後、乗客が操縦室にやってきて塚原機長たちの

安全な仕事を見てもらいながら質問に答えていった

ことで乗客たちの心に次第に安心感が芽生え、

信用を得ることに成功したのです。



スポンサードリンク






10時45分には再度、車輪を出すように試みましたが、

結局車輪は出ずに、この状態のまま着陸するしか

ありませんでした。

10時58分に羽田空港は閉鎖され、YS-11機の

受け入れ態勢が完了。

塚原機長は少しでも乗客の衝撃を軽くするため、

胴体着陸よりも、片綸での着陸を選びました。

乗客たちも覚悟を決め、着陸時に期待が破損する

可能性があるため女性と子供は通路側に移動。

ついに塚原機長は滑走路へのアプローチを試みます。

YS-11機は安全な角度で滑走路へ侵入し、

前輪と右後輪でバランスを取りながら減速。

左翼が地面に接触したあと、機体は右回りで150度

ほど大きく回転して、火が上がることもなく滑走路から

少しはずれたところで停止。

この時の時刻が11時40分でした。

乗客が無事に救出されてインタビューをうけた

由美かおるさんは、機内での塚原機長の落ち着いた

対応を高く評価し、塚原機長自身も乗員すべてが無事な

ことに「幸せに思う」とコメントしました。



なぜ、事故が起こったのか?
左後輪が下りなかったのは、タイヤが格納される際に

タイヤをロックする部品が金属疲労で折れていたことに

よるものでした。

整備不良ということではなく、組み立て時に誤った順番で

組み立てられてしまったために部品に負荷がかかって

しまったとされています。

塚原機長は今でも原因のあった部品を持っているそうです。

東亜国内航空機羽田空港胴体着陸事故の詳細は、

10月19日に放送される『世にも不思議なランキング』で

紹介されます。

気になる方はぜひご覧ください!



スポンサードリンク



Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。