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ラナプラザ倒壊事件の真実!政治家ラナがとった恐ろしい行動とは? [事件]

2013年4月24日にバングラデシュで起きた

悲惨な事件をみなさんは覚えているでしょうか?

その事件は「ラナプラザ倒壊事件

政治家ラナが倒壊寸前の建物に労働者を詰め込み、

結果的に建物が倒壊して、多くの死者が出てしまった

悲しい事件です。

どのような状況でこの事件が起きてしまったのか

調べてみました。



ラナプラザ倒壊事件はなぜ起こったのか?
バングラデシュの首都ダッカから北東部に位置する

サバールという工業地帯があります。

都市のように栄えた地域ではなく郊外に位置する

土地にも関わらず、5階建てや6階建てのビルの

ような巨大建築物が立ち並ぶ変わった風景。

この建築物は全てアパレル工場なのです。

ラナプラザはサバールの数あるアパレル工場の

中でも一番巨大で有名でした。

有名な理由はその巨大さの他にこのサバール地区

のからの選出者である政治家ラナ

ラナプラザのオーナーということでした。



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事件の前日の4月23日には既にビル全体に亀裂が

入っており、ラナプラザで働いている従業員たちは

危険を感じて全員で建物の外に避難しました。

ところが、そこにオーナーのラナが現れて従業員たちを

強制的に建物の中に押し込んだのです。


「逃げているヒマがあったら仕事をしろ!」

「このラナプラザは絶対に壊れることはない!」

「来たくないやつは来なくてもかまわない!」

「その代わり二度と仕事はさせない!」


このように従業員に言い聞かせたのです。

しかし、このラナプラザは元々は4階建ての工場。

賃金の安いバングラデシュに目を付けた海外の客から

仕事の依頼が増えるに連れて、無理やり建て増しして

8階建てになったものなのです。

重さもさることながら、少しでもコストを下げるため

建築時に必要な鉄筋はほとんど使っていませんでした。

当然、いつ建物が倒壊するのか分からない状況だと

いうことはラナも理解していたのです。

それでも、客から取引を止められることを恐れたラナは

ムリにでも納期を守らせるため従業員たちを危険な

建物に閉じ込めたのでした。



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なんとか従業員たちはその日の仕事を終えて帰宅し、

明日もいつ倒壊するかも分からないあの工場に行くべきか

考えました。

しかし、どんなに危険であろうとも今の生活を守るために

翌日も働きに向かわざるを得なかったのです。

そして、事件が起きた4月24日。

従業員たちは工場に集まり、その数たるや4000人!

大勢の人間がミシンを使って生地を縫う作業を始めます。

何台ものミシンが稼働する際の振動が倒壊寸前の工場に

ダメージを与え、足りない電力を補うためのジェネレーター

が起動したその時でした。

8階建ての工場が一瞬で倒壊。

ほぼ全ての従業員が瓦礫の下敷きになったのです。

この事故での死者1200人、重軽傷者2300人、

行方不明者500人。

経営者の心無い判断から起きた未曽有の大事故です。

実は工場の倒壊から16日後に奇跡の生還を果たした

女性が存在したのですが、その女性は現在とは?

この事件の詳細は10月28日放送の「水トク!」

で紹介されます。

ぜひご覧ください。



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